※本記事は案件記事となっております。予めご了承の上、お読みください。
みなさん、スジボリは捗っていますか?
昨今はパネルラインを強調した作品に憧れて、スジボリを始めたモデラーが多いでしょう。
私もその内の1人です。
そこで、スジボリツールを色々探しました。
しかしコロナの状況が始まってからは、スジボリツールの王道と言われるBMCタガネが抽選販売となり、入手が困難になりました。
そこで本ブログでは、BMCタガネの代用ツールを紹介した経緯があります。
しかし、スジボリツールというと以下のような印象はありませんか。
つまり、コロナ生活が始まってからプラモデルを始めたモデラーにとって、ツールを入手できないというのは非常に苦痛です。
そろそろ、手になじむスジボリツールが欲しいんじゃ…
そこで、本記事ではスジボリツールで延々とお悩みのあなたに、スジボリ界の新星ツール「SUJIBORI COMBO」を紹介します。
結論:SUJIBORI COMBOはスジボリツールの新たなスタンダード
SUJIBORI COMBOは非常に優れたスジボリツールの1つで、2023年の模型界に新たな旋風を巻き起こすツールになり得ます。
具体的にどういったところが良いかというと、以下の通りです。
SUJIBORI COMBOの具体的な紹介は、以下に続きます。
スジボリツールが注目されている理由
SUJIBORI COMBOを紹介する前に、そもそもなぜスジボリツールが注目されているのかという点について深掘りしておきます。
パネルラインを強調したプラモデル作品がトレンドになっている
Twitterなどでよく見られるいわゆるかっこいい作品というのは、さまざまな手が加えられています。
その中でも、スジボリは注目されている改造方法の1つです。
シンプルな面にパネルラインを付け加えることで、メカらしさを強調するとともに、よりスマートな印象に仕上げることができます。
しかしパネルラインを加える作業は、パネルラインのデザインとプラを削る作業のクオリティの両方が求められるため、非常にハードルが高い改造手法となっております。
それでも、全モデラーが自分の好みの作品に近づけるために、手法として取り入れられることが多いです。
削るクオリティを少しでも高めるために、専用のスジボリツールが誕生し、多く利用されているのです。
BMCタガネが入手困難となっている
スジボリという作業のクオリティを格段に上げるために、専用のツールが用いられるのですが、その王道ツールがBMCタガネです。
BMCタガネは当時、非常に革新的なツールでした。
BMCタガネが登場するまでのスジボリはニードルやPカッターなどのツールを使うことが一般的でした。
しかし、これらのツールにはそれぞれ欠点があり、仕上がりに影響するほどとなっています。
ニードルを使用する場合、深く掘るほど線幅が太くなり、線幅のコントロールが非常に難しい問題がありました。
また、Pカッターは細かいハンドリングが効かず、小さいパーツにスジボリするのが困難でした。
これらの問題を解決したBMCタガネは、今でも全モデラーに愛されているツールとなっているのです。
しかしながら、BMCタガネは現在安定して入手することが難しくなっております。
理由としては、不定期で抽選販売を行っているためです。
そのため、BMCに代わる新たなスジボリツールに注目が集まっています。
実は、いまだにBMCタガネを超えるスジボリツールは存在していない
それでは、BMCタガネが登場した後に登場したスジボリツールはどのようになっているのでしょうか。
後発品は数え切れないほど存在しているのですが、線幅のバリエーションに関しては、先発のBMCタガネが圧倒的バリエーションで他のツールを圧倒している状況です。
そのため、実質他のツールはBMCタガネの下位互換と言われるほどの状況です。
例えば、0.125mmの線幅はBMCタガネだからこそ実現した精度であり、ガンプラの1/100スケールにはピッタリの線幅で愛用されるモデラーは数多く存在しています。
線幅のバリエーション1つをピックアップしても、BMCタガネが神ツールに君臨する理由に納得行くはずです。
SUJIBORI COMBOはプロモデラー監修のスジボリツール
そんなスジボリツールに新たな旋風を巻き起こそうと誕生したのが、「SUJIBORI COMBO」となっております。
SUJIBORI COMBOはプロモデラーのEmperor Style.さん(Twitterアカウント:@Kuschel023)が監修したスジボリツールとなっており、プラモno工房さん(Twitterアカウント:@plamo_no_kobo)との共同開発で実現したツールです。
補足ですが、プラモno工房さんでは、プラモデルに関するツールのアイデアを募集されているとのこと。
もし、アイデアをお持ちの方は、一度相談してみるのもありかもしれません。
また、LINE@に登録することで、当製品に関するお得なクーポンが配布されるそうなので、ぜひこの機会に登録してみてください!
話を戻しますが、SUJIBORI COMBOの特長は以下の通りです。
今回プラモno工房さんより、サンプル品を4本提供していただきましたので、画像を交えて商品紹介していきます。
BMCタガネとの比較
耐久性が高い
BMCタガネに比べると、ひと回り大きいです。
耐久性向上のためか、先端からテーパー状になっており、根本から折れるのを防ぐ構造となっております。
BMCタガネのように神経質にならなくても、使える安心感がいい。
ひと回り大きいということで、ハンドリングが気になるところですね。
スジ彫りカーバイトとの比較
次は、スジ彫りカーバイトとの比較です。
見た目は言うまでもなく異なるのですが、スジ彫りカーバイトが持ち手必須であるのに対し、購入後すぐに使えるというのがSUJIBORI COMBOのいいところ。
逆にいうと、スジ彫りカーバイトは折れてしまっても先端を交換できるので、このあたりはトレードオフ。好みによるというのが正直なところです。
スジ彫りカーバイトも同様ですが、SUJIBORI COMBOも先端の研ぎ直しが難しそうです。
BMCタガネとの比較でも述べましたが、先端からテーパー状になっているので、研ぎ直すことで線幅が変わってしまいます。
このあたりはメーカーに質問しているので、後ほど。
実際にSUJIBORI COMBOでスジボリしてみた
0.125mmでスジボリ
ハンドリングに関しては、BMCタガネと同様です。大きさはあまり気になりませんでした。
文句なしの削り具合で、切れ味良し。
BMCタガネと同様、曲線を苦手としますが、BMCタガネとほぼ同等の線幅を実現できます。
BMCタガネが入手困難な今、これは非常に重宝しますね。
SUJIBORI COMBOを使うメリット
0.125mmを実現した唯一の後発品のため、BMCタガネに依存する必要がなくなった
私の知る限りでは、1/100のガンプラに最適な0.125mmを実現できるのは、BMCタガネとSUJIBORI COMBOのみです。
BMCタガネが入手困難な今、0.125mmを実現できるというだけでも、十分なメリットです。
個人的に後発品に期待していた線幅なので、非常にありがたいなと感じています。
持ち手不要で、BMCタガネと同様の感覚で作業できる
付属品を余分に購入する必要がないので、購入後すぐに実践できます。
セット販売も予定されているので、スジボリの実践にはちょうどよいツールですね。
単品販売もあるので、柔軟に購入できます。
BMCタガネで足りない分を買い足すって感じで使うのもありです。
線幅に関しては、オーダーメイドしてもらうことも可能
レギュラーとして準備されているのは下記の通りですが、LINE@から問い合わせることでオーダーメイドで専用のサイズを作ること可能です。
非常にありがたい。
これまで、オーダーメイドできる工具は聞いたことがありませんでしたからね。
お得なクーポンもいただき、オーダーメイドで工具を作ってもらえる。モデラーに寄り添う良いサービスとなっております。
料金に関してですが、オーダーメイド品であっても、従来用意されている商品と価格は変わらないとのこと。
欲しいサイズはとりあえず、LINE@から相談必須ですね。
<<LINEのリンク>>
SUJIBORI COMBOを使うデメリット
BMCタガネではないので、所有感が満たされない
デメリットを挙げるとすると、所有感が満たされないのは非常に大きいです。
やはり、工具はある程度同じメーカーのもので揃えたいですし、最高峰のBMCタガネに憧れるという気持ちは非常にわかります。
ファッションで例えると、老舗有名ブランドを好きな方が、後発の似たようなブランドの商品を受け入れるには時間がかかるのかなと感じます。
ブランド=信頼という面もあるので、そういった側面からすると、メーカーを気にしないのであればSUJIBORI COMBOは買いです。
BMCタガネと同じデメリットを引き継いでいる
実践したところでも述べていますが、円などの曲線を彫るのは難しいです。
このデメリットはBMCタガネも同様です。
とにかく直線を彫るのに向いている形状であるため、ある意味仕方がない部分でもあります。
曲線を彫るのであれば、ニードルの方が向いているので、何でもかんでも万能に使えるというわけではない点に注意。
どんなツールにも適材適所で対応していきましょう。
研ぎ直しは可能かどうか確認してみた
Q.SUJIBORI COMBOの研ぎ直しサービスを実施する予定はありますか?
A.予定はありません。
理由としては、そもそもツールを仕上げるにあたって職人さんが絡んでおり、研ぎ直すよりも買い直す方が最終的にコストが低く済むそうです。
そのため、切れ味が悪くなったと感じた場合は買い直さなければなりません。
しかし、購入後1年は補償付きだそうで、不具合が生じた場合は交換可能となっているそうです。
これはありがたいですね。
スジボリを失敗しないために必要な3つの工程
ここからは、SUJIBORI COMBOに限らず、スジボリツールを用いた失敗しないスジボリの方法について、かんたんに紹介していきます。
以上の3つになります。
SUJIBORI COMBOに関しては、3つ目の工程であるラインを整える工程で非常に役に立ちます。
さまざまスジボリツールは存在しますが、ラインを1からつくるために、ツールひとつでこなすのは難易度が高い作業です。
例えば、BMCタガネで新たにパネルラインを作るのは困難です。
少なくとも、初心者はせっかく高級なツールを買ったのにうまくいかずに投げ出してしまうでしょう。
しかし、それはツールを適材適所で活かせていないことが原因です。
ツールの適材適所に関しては、以下の記事で紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
まとめ
本記事では、スジボリツールの新星「SUJIBORI COMBO」の紹介と先行レビューおよび失敗しないスジボリの工程についてかんたんに説明しました。
私としては、これまで0.125mmをBMCタガネ以外で実現できなかったという問題が解消されて、非常に嬉しいです。大事なことなので、何回でも言います。
今後、SUJIBOJI COMBOの登場によって、スジボリの改造が捗ることは間違いないと感じております。
まだ、スジボリに挑戦していない方にはもちろん、スジボリツールの迷子の方にはこのSUJIBORI COMBOから改造に挑戦していただきたいです。
それでは、本記事はここまでとなります。
もし、ご不明点や疑問点がございましたら、メーカーに確認しますので、コメントやTwitterのDMいただければ幸いです。
良きスジボリライフをお過ごしください。
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