スミ入れした後の拭き取りって結構大変じゃないですか。
キレイに拭き取ったはずなのに、コーティングしたあとに残ってることに気づいたり、そもそも拭き取れていなかったりして困りますよね。
拭き取ったつもりやのに、残ってるやん・・・
そこで、本記事ではスミ入れ塗料に拭き取りに使える道具を紹介します。
拭き取り道具を使い分けることで、キレイなスミ入れにつながるので、気になる方は参考にしてみてください。
スミ入れ塗料の拭き取りってどんな時に必要?
流し込みや筆タイプのスミ入れペンを使うとき
スミ入れペンを使う場合は、はみ出た部分を直接拭き取ってやることで、キレイなスミ入れになります。
どうしても取れない場合は溶剤を使って取ってやるとよいでしょう。
エナメル塗料を使うとき
エナメル塗料が伸びがよいため、そのまま拭き取ってもなかなか取れません。
そのため、溶剤を染み込ませた綿棒などで拭き取る必要があります。
拭き取る道具についてはこのあと詳しく説明します。
スミ入れ塗料の拭き取り方法
スミ入れを拭き取る方法はいくつかあります。
モデラーの方がよく使う道具を厳選して紹介します。
綿棒を使う
綿棒は入手性がよく、使い捨てしやすいのが特徴です。
ただし、綿が塗膜の上に付着しやすく、コーティングの際にホコリとなって邪魔になりやすいのが欠点。
100均の綿棒よりも、プラモデル用の方が先端が細くハンドリングがよいです。
ガイアノーツ フィニッシュマスターを使う
フィニッシュマスターは先端に装着するスポンジで拭き取ります。
スポンジは綿のように繊維質ではないので、表面にゴミがつきにくいのがメリットです。
デメリットとしては、先端を新調する際に改めて新品を購入しなければいけませんので、コストが少々高いです。
先端が斜めになっているので、拭き取る箇所に応じて柔軟にフィットします。
さらに先端を切ってやることで、キレイな部分をまんべんなく使えるので、徹底的に使い込めます。
コピックペンを使う
空のコピックペンを用意し、溶剤を充填することで拭き取りペンに早変わりします。
フィニッシュマスター同様にゴミが付着しにくいのに加え、先端が別途販売されているので、非常に買いやすいです。
デメリットとしては、綿棒に比べて割高であることくらいでしょうか。
最近私はコピックペンを使って、スミ入れを拭き取っていますが、特にストレスを感じることなく作業できています。
スミ入れ塗料をキレイに拭き取るコツ
とにかく、先端をキレイに保つことが重要です。
スミ入れ塗料を拭き取るとすぐに汚くなるので、拭き取る段階に応じて道具を使い分けるなどして、できるだけ先端が汚れにくい対策を取ることも大切になります。
たとえば、1発目の拭き取りは綿棒で行い、仕上げをフィニッシュマスターで行うなどすると、キレイに使い続けられるでしょう。
あとは、拭き取った面のみならず、他の面に塗料が移っていないか確認することも重要です。
拭き取った面はキレイになっても、違う面に溶剤が付着して汚くなることはあるので、全体をキレイに拭き取れているかも確認するようにしましょう。
ささいなことですが、気をつけるだけでクオリティが上がっていきます。
まとめ
今回はスミ入れの拭き取りについて紹介しました。
キレイな拭き取りができるようになると、模型のクオリティも上がること間違いなしなので、着実に作業してみてください。
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