みなさん、スジボリに苦手意識はありませんか。
最初のうちって、意外と横着して失敗してしまうんですよね。
パーツを傷つけるだけで、台無しにしちゃった・・・
私もけっこう横着してしまって失敗することが多かったです。
でも、失敗を防ぐ方法はあります。
そのひとつとして、本記事ではスジボリ用のガイドテープについて紹介します。
ガイドテープを使うことで、キレイな直線を引きやすくなります。
みんながよく使ってるガイドテープが知りたいな〜
まずは、スジボリ用のガイドテープとして有名な商品を紹介します。
そして、私個人的におすすめしたいガイドテープについても語っていきます。
気になる方は、最後まで読んで参考にしてください。
スジボリはガイドテープでキレイに彫ってあげる
スジボリって最初からタガネを使ってフリーハンドで書こうとすると、よれたりズレたりしてうまく描けないですよね。
実はこのフリーハンドで急に彫るというのは、スジボリ初心者にとって非常に難易度が高いのです。
プラスチックにも繊維の方向があり、大抵の場合は繊維の方向に逆らって彫るため、どうしても思うように彫ることはできません。
それではどうするかと言うと、最初に下書きをします。
そして、タガネで彫りやすくするために薄くラインを作ることで、スジボリがしやすくなるのです。
薄くラインを作る際に活躍するのが、スジボリ用のガイドテープになります。
まだスジボリに慣れなかったり、デザインパターンが複雑な場合は、ガイドテープが大活躍するわけです。
スジボリの工程については、別記事で紹介していますので、参考にしてください。
スジボリ用ガイドテープの定番3種
ここからは実際にみなさんがよく使っているであろう、スジボリ用ガイドテープの定番を紹介します。
ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ
ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープは、透明で少し硬めのガイドテープです。
真っ直ぐな面や少し緩やかな面に貼りやすく、直線のスジボリのガイドとして活躍します。
テープ幅が3mmと6mmのバリエーションがあるので、ガイドする位置や幅に合わせて使い分けが可能です。
ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ ハード
ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ ハードは、名前の通り前述したテープのハードタイプです。
視認しやすい蛍光色のテープですが、粘着面は裏紙があるため、剥がしてから貼らなければなりません。
こちらも、テープ幅が3mmと6mmのバリエーションがあります。
スクエア ハイグレードマスキングテープ
スクエア ハイグレードマスキングテープは本来はマスキングテープですが、コシの強さからガイドテープとして用いるモデラーも多い商品です。
一般的な黄色のマスキングテープですが、局面への追従性が良く、あらゆる面へのスジボリのガイドとして使用できます。
こちらは、2mm・3mm・5mmのバリエーションが存在しますので、ハイキューパーツのガイドテープに比べると、より使い分けしやすいです。
おすすめは「ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ」
私のおすすめは見出しのとおり、「ハイキューパーツスジボリ用ガイドテープ」です。
理由はやはり、透明なテープで使い勝手が良いことが挙げられます。
透明だと自分で下書きしたパネルライン確認しながら、テープが貼れると言うことが一番の良さです。
スジボリに慣れない間はテープの貼り方も試行錯誤しなければ上手くいきませんので、慣れるという意味においても、透明であることはメリットになります。
さらにある程度緩やかな曲面に追従するので使いやすく、最初に購入するスジボリ用のガイドテープとしては最適と言えます。
裏紙もなく、直感的にテープを使用することができるのもよい点です。
実際貼り直そうとすると、すでに粘着力が弱くて位置を決めるのがむずかしいと感じるかもしれません。
しかしどのテープでも貼り直しを繰り返すと、粘着力が弱くなってしまいます。
またスジボリを施す場合、ヤスリをかけることが必然です。
少なからず削りカスが粘着面にくっつき、どうしても本来の粘着力が発揮できない状況であることがほとんどでしょう。
そのため、まずは透明のガイドテープで慣れることをおすすめします。
まとめ
スジボリ用のガイドテープも、マテリアルや工具と同じように適材適所で使い分けできるものです。
まずは、ガイドテープに慣れることから始めて、思い通りのパネルラインを引けるようにたくさん数をこなしていきましょう。
そして、憧れのモデラーさんに少しでも近づけるように、一緒にがんばりましょう!
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