グレージングパテを使用する上で抑えておきたい3つのポイント

マテリアル
絶賛愛用中のグレージングパテ

皆さんはラッカーパテをどんな時に使いますか?

スジボリなどの改修時にパーツを傷つけてしまった場合に使用したり、合わせ目がキレイに消えなかったときに埋めたりしていることが多いと思います。

しかし私は、なんだか使いづらいなと感じたことがありました。

「ラッカーパテがもっと便利で使いやすいものであったら・・・」

と考えていました。

今回は、ラッカーパテについて調べているとよく出てくるであろうグレージングパテについてまとめます。

これを読むと、グレージングパテのメリットや注意点を知ることができるので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

それでは、早速いきましょう!

グレージングパテを使用し始めた経緯

これまでは、タミヤのラッカーパテを使用していたのですが、以下のポイントでかなり困っていました。

タミヤのラッカーパテで困っていたこと

  • 乾燥時間が長い
  • 乾燥したら、すごくヒケている
  • 表面が荒くなるので、再度表面処理が必要だった

このため、作業が滞ってしまい、ちょっと辛かったです。

しかし、調べているとグレージングパテがよさそうと判断して思い切って、こちらを購入しました。

すると、これがすごくよかったんです。

詳細な仕様はこちらから確認できます。

https://www.rockpaint.co.jp/car/data/tds/029-0213_tds.pdf

実際に使ってみて感じた使用上のポイントを3つ紹介します。

グレージングパテを使用するにあたってのポイント

乾燥時間が短い

パッケージ表記での比較になりますが、タミヤのラッカーパテの乾燥時間は1mm厚以下で1時間かかります。

これに対して、グレージングパテは20℃環境で20~30分で乾燥すると明記されています。

グレージングパテの乾燥時間に関しては最大膜厚0.2mmと表記がありますが、しっかり乾燥させれば、薄く盛ることを意識していれば、問題なく使用できる印象です。

仕様には膜厚の違いがあるものの、作業時間が短くなってありがたいって感じですよね。

乾燥後のヒケが少ない

グレージングパテはヒケが少ないので、浅いキズであれば、これ1つで埋めることができます。

ただし、あくまでラッカーパテなので、強度が必要な箇所に厚く盛ることは推奨されない使い方なので、表面を整面するために使用するのが良いでしょう。

ラッカー溶剤で溶ける

当然の話なのですが、グレージングパテはラッカーパテであるので、ラッカー溶剤で溶かすことができます。

そのため、盛る際には粘度調整ができ、使い勝手が良いです。

しかし塗装剥がしのために、ラッカー溶剤やシンナーに浸けたり、ゴシゴシ洗ったりすると、溶けてしまいますので要注意です。

グレージングパテは使いやすい

気を付けなければならない点はいくつか存在しますが、それでも、改めてグレージングパテを使うことをオススメしたいです。

少量で良い場合

・便利なのはわかったけど、実際250gって量多すぎない?
・量多すぎて、使いきれなくて劣化させてしまいそう・・・

と感じる方もいるでしょう。

その場合、フィニッシャーズから少量で販売されているので、こちらを購入したほうがいいです。

中身はグレージングパテと同じだと言われているので、質は全く変わりありません。

まとめ

グレージングパテは、乾燥時間が短く、乾燥後のヒケが少ないことから、上級者のモデラーにも重宝されています。

量が多すぎて使い切れる気がしない場合でも、フィニッシャーズから少量で販売されています。

好みの量に合わせて購入して、プラモデルのキレイな表面作りに役立てて欲しいです。

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