ガンプラでスミ入れすることでクオリティが上がることはなんとなく分かっていても、実際どうしたらいいか悩んでいませんか。
スミ入れって言っても、塗料の種類たくさんあるんだな〜
そこで、本記事ではスミ入れの際に使うおすすめの塗料を3つ紹介します。
素組みでガンプラ作ったはいいけど、もう少しクオリティアップさせたくないですか。
スミ入れの色にこだわって、完成度を高めたくなりませんか。
この記事を読めば、スミ入れのことをかんたんに理解でき、自分のレベルに合わせてスミ入れ塗料を選択できるようになりますので、参考にしてください。
スミ入れとは?
スミ入れとは、プラモデルにあるパネルラインやスジボリしたパネルラインを際立たせるための手法です。
スミ入れをすることで、プラモデルがより立体的になり、完成度を高めることができます。
ガンプラにおいては、たまに取扱説明書にも記載されているほどポピュラーです。
スケールモデルにおいても、スミ入れはよく多様されており、外装パネル間の影を表現するための手法であることが知られています。
つまり、スミ入れはパネルラインのデフォルメ(誇張表現)と言えます。
スミ入れのやり方
正直、そこまでむずかしくありません。
使うツールによっても異なりますが、ペンタイプであれば、パネルラインに沿って線を引くようにします。
ペンタイプは比較的直感的に使いやすいです。
一方、流し込みタイプのペンやエナメル塗料の場合は、パネルラインに塗料を流し込むイメージで使用します。
流し込む方法では、流れる感覚をつかむまでに慣れが必要ですが、慣れてくると流し込みタイプのほうがサクッとスミ入れできるようになります。
はみ出た箇所は溶剤を含んだ綿棒などでキレイに拭き取って、乾燥させるとスミ入れの完了です。
スミ入れの際の注意点
スミ入れを行う際には、下地がどのような状態であるかが重要です。
まずは、塗装の有無。
スミ入れ箇所がラッカー塗料で塗装されている場合は、上からエナメル塗料を使っても侵食しないので、使えます。
しかし、塗装していない状態でエナメル塗料を使用すると、プラを侵食してしまうことで割れる場合があります。
そのためスミ入れをどのようなシチュエーションで行うかによって、スミ入れ用の塗料を正しく選択する必要があります。
塗装している場合においても、下塗りしている塗膜を侵食しないスミ入れ塗料を選択しなければならないので、注意してください。
おすすめのスミ入れ用塗料3選
クレオス ガンダムマーカー スミ入れペン 最初はここから!
クレオスから出ているガンダムマーカー スミ入れペンは、素組みをしている人におすすめです。
直感的に使えて、ラクにスミ入れできます。
ガンダムマーカー スミ入れペンは大きく分けて4種類あります。
流し込みタイプ、マーカータイプ、筆タイプ、シャーペンタイプに分けられます。
それぞれのタイプの説明は別記事で紹介しているので、こちらを参考にしてください。
全て使いやすいのですが、特にグレーは汎用性が高いので、1本は持っておいてもよいでしょう。
他のおすすめのスミ入れ塗料に比べるとカラーバリエーションが1番少ないので、そこだけ注意です。
そのためプラモデルを組んだあと、1歩先へ完成度を高めたい人には、スミ入れペンがおすすめになります。
タミヤ スミ入れ塗料 希釈なしでかんたんスミ入れ!
タミヤ スミ入れ塗料は、カラーバリエーションを増やしてスミ入れしたい人におすすめです。
プラモデル用接着剤の感覚で使用できるようになっています。
特にブラウンのカラーバリエーションが豊富なので、ブラウンでスミ入れ表現をコントロールしている人にはおすすめです。
もちろん、定番のグレーやブラックもあります。
タミヤ スミ入れ塗料は流し込みやすいように、すでに希釈されているエナメル塗料なので、初心者でも使いやすい1本となっています。
使用するカラーがある程度決まっている場合は、タミヤのスミ入れ塗料でサクッとスミ入れしてしまうのもアリです。
タミヤ エナメル塗料 パネル間まで細かくリアルを追求!
タミヤのエナメル塗料は、ラッカー塗装している人におすすめなスミ入れ塗料です。
ラッカー下地を侵さずに、上塗りできます。
タミヤのエナメル塗料はカラーバリエーションが豊富なので、塗装色に合わせてスミ入れカラーの調色をしたり、流し込みやすく希釈したりコントロールしやすいようにできます。
確かに最初は、塗料のコントロールがむずかしく感じますが、とにかく慣れるしかありません。
エナメル塗料が使えるようになると、スミ入れだけでなく、ウェザリングやフィルタリングなど様々な塗装表現にもチャレンジできるようになります。
細かいところまでこだわって作る人には、ぜひエナメル塗料を使ってみて欲しいです。
まとめ
本記事では、スミ入れの塗料のおすすめを紹介しました。
それぞれ塗料の特徴があるので、使い分けるのもアリですし、エナメル塗料を極めてみるのもよいでしょう。
スミ入れも奥が深いので、少しずつ自分ができることにチャレンジして、ガンプラのクオリティを高めていきましょう。
コメント