みなさんは、ガンプラを塗装されたことはありますか?
まだ塗装されたことのない方は、こう考えていませんか。
塗装してみたいけど、どれだけ予算を用意したらいいかわからない・・・
エアブラシ塗装にチャレンジしたいけど、何を揃えたらいいの?
筆塗り慣れてきたから、ステップアップしたいけど、
別の塗装方法あるかな?
そこで、今回は手法別でガンプラ塗装に必要な予算をまとめます。
また、エアブラシ塗装に必須と言われている塗装ブースや防毒マスクがについてもまとめていますので、最後までご覧ください。
手法別 ガンプラ塗装の予算
前提条件
今回の比較では、6色塗装する前提でかかる初期費用について、計算した結果をまとめます。
また、スミ入れに必要な道具や塗料、塗装ブースは除いた価格で計算するものとします。
ガンダムマーカー塗装
ガンダムマーカーはその手軽さから、人気の塗料になっていますが、一体どれくらいかかるのでしょうか。
商品名 | 個数 | 単価(税込) | 合計(税込) |
クレオス ガンダムマーカー ベーシックセット | 1 | 1,650 | 1,650 |
クレオス ガンダムマーカー エアブラシシステム | 1 | 3,740 | 3,740 |
合計(税込) | 5,390 |
ガンダムマーカー エアブラシシステムを使用する場合は、5,390円という結果になりました。
使用しないのであれば、HG1体の購入を我慢することで塗装の世界に飛び込めますね。
割と手軽に始められるというのは、嘘ではなさそうです。
ただしガンダムマーカーのセットによっては、5色+スミ入れ用マーカーなので、注意しなければなりません。
ガンダムマーカー塗装については、過去に別記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
缶スプレー塗装
後述するエアブラシ塗装ができない環境をお持ちの方に、人気の缶スプレーによる塗装はどうでしょうか。
商品名 | 個数 | 単価(税込) | 合計(税込) |
クレオス ガンダムカラースプレー | 6 | 770 | 4,620 |
合計(税込) | 4,620 |
同じスプレータイプの塗装を始めるのであれば、ガンダムマーカーエアブラシシステムを導入するよりも安く済むことがわかりました。
今回はガンプラ塗装ということで、ガンダムカラースプレーで計算しました。
しかし、Mr.カラースプレーは単価が660円(税込)なので、塗装したいカラーによっては初期費用がもう少し抑えられます。
筆塗装
筆による全塗装仕上げは憧れの的ではありますが、初期費用はどの程度なのでしょうか。
商品名 | 個数 | 単価(税込) | 合計(税込) |
タミヤ モデリングブラシ ベーシックセット | 1 | 330 | 330 |
クレオス Mr.カラー | 6 | 176 | 1,056 |
クレオス Mr.カラー うすめ液 特大 400ml | 1 | 880 | 880 |
トライデント ブラシエイド 120ml | 1 | 550 | 550 |
合計(税込) | 2,816 |
希釈用のシンナーはMr.カラー うすめ液としました。
Mr.カラー薄め液は乾燥速度が遅く、筆ムラが目立たないためです。
今回の計算では、ラッカー塗料であるMr.カラーで計算しました。
したがって、臭いの少ない水性塗料やアクリジョンを選択すると、もう少し予算がかかる点に注意しなければなりません。
ちなみに、水性塗料やアクリジョンは1本198円(税込)ですよ。
エアブラシ塗装
塗装派の憧れであるエアブラシ塗装の初期費用は、一体どれくらいでしょうか。
商品名 | 個数 | 単価(税込) | 合計(税込) |
タミヤ スプレーワーク HG エアーブラシ 74537 | 1 | 13,530 | 13,530 |
Airtex Air-K | 1 | 20,350 | 20,350 |
NAZCA プロユースシンナー 1000ml | 1 | 1,980 | 1,980 |
クレオス Mr.カラー | 6 | 176 | 1,056 |
ガイアノーツ ツールウォッシュ 1000ml | 1 | 1,650 | 1,650 |
合計(税込) | 38,566 |
表の通り、揃えなければならないものが他の手法に比べて多く、単価も高いことが改めてわかります。
表に挙げている商品は、実際に私が使用している塗装環境に近いツールです。
初期費用は高いものの、手に入れると最強の塗装環境です。
予算の目処がつく場合、検討してみてください。
エアブラシ関連の記事について、いくつかまとめていますので、参考にしてください。
室内塗装の場合、塗装ブースと防毒マスクは必須
スプレータイプの塗装を室内で行う場合、健康上の理由から塗装ブースや防毒マスクの導入を検討しなければなりません。
参考までに、私が設置している塗装ブースと防毒マスクを挙げておきます。
自分の体を守るためにも、換気できる塗装ブースと防毒マスクにはしっかりお金をかけてください。
シンナー臭が原因で体調が悪くなったり、病気になるリスクが非常に高くなってしまいます。
言い換えると、塗装ブースと防毒マスクを導入できないなら、
スプレータイプの塗装はしない方がいいです。
また塗装ブースは設置場所だけでなく、部屋の環境によっても導入できるかどうかが限られてしまいます。
さらに設置場所や部屋の環境に余裕があっても、ラッカー塗料を扱う場合、同居者の理解を得る必要があります。
これらのことを理解した上で、塗装環境を整えるようにしましょう。
まとめ
ガンプラ塗装には、これだけの予算が必要であることを覚えておいてください。
手法 | 必要な予算(税込) |
ガンダムマーカー エアブラシシステムありの場合 | 5,390 |
缶スプレー | 4,620 |
筆塗り | 2,816 |
エアブラシ | 38,566 |
室内でスプレータイプの塗装をする場合は、塗装ブースと防毒マスクの購入を別途予算に含めるようにしましょう。
みなさんが予算に合わせた塗装手法を選び、楽しく安全に塗装を楽しめることを心から願っています。
過去にニッパーについて予算別でおすすめをまとめていますので、こちらも合わせてご覧ください。
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