簡単フィニッシュにおけるゲート処理4つの方法 塗装時にも使える!

工具

こんにちは、ひげおです。

ガンプラの簡単フィニッシュでキレイに仕上げるための最初の難関は何と言っても、ゲート処理です。

キレイに処理するのは非常に大変だと思います。

「ゲート跡が白くなったり、えぐれたりで大変すぎる・・・キレイに処理する方法を知りたい」
「できるだけゲート跡を目立たなくできればいいなー」

と考えている方向けに、簡単フィニッシュにおけるゲート処理の方法を4つ紹介します。

もちろん、簡単フィニッシュのみならず、塗装する際にも使えるテクニックです。

このように私も、実際に簡単フィニッシュで作品を仕上げておりますので、参考になればと思います。

塗装なしでゲートを完全に処理できるのか?

残念ですが、ガンプラに限らず簡単フィニッシュにおいて、ゲート跡を完全に無くすことは不可能です。

理由は射出成型時にゲートに樹脂が集中することで、濃淡が発生することに起因しています。

部品中央がゲートに樹脂が集中している箇所

そのゲートの断面を処理するわけなので、成型色によってバラつきはありますが、ゲート跡を無くすには塗装の力を借りる必要が出てきます。

このことを念頭において、気楽にゲート処理をやっていきましょう。

ゲート処理の4つの方法

デザインナイフ

ランナーからパーツを切り取る際に、少しゲートを余らせて切り取り、デザインナイフで完全にゲートを処理する方法です。

カッターマットに刃を押し当てるようにし、勢いあまって自分の体に刃を向けないようにすることがコツです。

可能であれば100均のものではなく、模型用のデザインナイフを準備して行いましょう。

片刃ニッパー

デザインナイフで行う代わりに、片刃ニッパーでゲートを処理する方法です。

いわゆる二度切りをニッパーで行います。

片刃ニッパーでゲート処理を行うことでカットがキレイにでき、断面を整えることができます。

ニッパーについては、以前記事にしておりますので、こちらを参考にしてください。

ヤスリ

デザインナイフや片刃ニッパーでは、曲面にできたゲートや刃の厚み以下のゲートは処理しきれません。

そこで、ヤスリの出番です。

荒い番手で余ったゲートを削り、高番手で周辺にできた傷を無くすようにかけてやると、キレイに処理できます。

ヤスリのおすすめは以前に紹介しております。

ツヤ消し仕上げの場合のヤスリがけについては、別記事で紹介しておりますので、こちらも参考にしてください。

コンパウンド

こちらは、高番手のヤスリでもヤスリ跡が気になる方向けの方法です。

高番手のヤスリよりも細かい目で仕上げることができますが、ツヤ消しコーティングをする場合は経験上不要だと思っています。

コンパウンドも荒さが存在するので、一通り持っておくと好みの仕上がりに近づくことができます。

より表面に拘りたい場合は一度試してみてください。

まとめ

今回はゲート処理の方法を4つ紹介しましたが、あまり神経質になりすぎず、気楽にやってみることが一番です。

持っている道具でゲート処理をこなしながら、自分なりに簡単フィニッシュのクオリティを追求してみてください。

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