プラモデルで使用する筆をそろそろメンテナンスしたいと思っていませんか?
せっかくいい筆を使っているのに、メンテナンスがろくにできていないと筆の本来の性能を発揮できませんよね。
実際にはメンテナンスツールがいくつかあるので、
「筆の汚れを落としやすいのはどれ?」
「メンテナンスツールは何がどう違うのかわかりにくい」
と感じることも少なくないでしょう。
そこで本記事では、プラモデル用筆のメンテナンスツールを4つ紹介し、その特徴をまとめます。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- プラモデル用の筆のメンテナンスツールの違いについて理解できる
- プラモデル用の筆のメンテナンスツールを使い分けることができる
プラモデル用筆のメンテナンスツール4つ
クレオス Mr.フデピカリキッド
こちらは、クレオスから発売されているMr.ブラシウォッシャーと併用して使用が推奨されています。
洗浄液になっているので、筆を漬けただけで硬化した塗料が溶けます。
この状態でMr.ブラシウォッシャーを使用すると、筆の根本までキレイに洗浄することが可能です。
一度使った洗浄液は使い回しできますが、洗浄力が落ちてしまうので、洗浄液の減りが比較的早いのが不便な点でしょう。
参考サイト:https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_32/2039.html
トライデント ブラシエイド
Mr.フデピカリキッドと同様に洗浄液なのですが、こちらは塗料を溶かす力はなく、剥離させるタイプの洗浄液となっております。
剥離後はブラシエイドの容器の底面でゴシゴシこすることで、塗料を落とすことができます。
剥離させるタイプであるため、洗浄液の減りはMr.フデピカリキッドに比べ遅いです。
もし無くなったとしても、詰め替え用が用意されているので、ストックしておくことをオススメします。
しかし容器の底面には剥離された塗料が溜まりがちなので、剥離後の筆をキレイにする際は、100均などで購入できるコームを使って穂先をとかしてやると良いでしょう。
参考サイト:https://shop-gparts.com/?pid=22015456
タミヤ 筆用コンディショナー
タミヤの筆用 コンディショナーは洗浄能力はなく、穂先を整えるために使用する溶液です。
その代わり、のり成分が含まれているので、保管時の型崩れを防止することができます。
このコンディショナーで穂先を整えた筆を使用する際は、ほぐして使用しなければなりません。
上記で紹介したような洗浄液を使用してから、コンディショナーを使用するのが一般的となっています。
参考サイト:https://www.tamiya.com/japan/products/87181/index.html
Godhand ブラシメンテグルー ふでのり
同社から販売されている神ふでのメンテナンスツールとして登場したのがふでのりです。
こちらの製品も洗浄力はないので、あらかじめ汚れを落とす必要があります。
のり成分が含まれた粉末をお湯に溶かして使用しますが、余った溶液は冷蔵庫で保存しなければなりません。
さらに、保存も約10日しか持たないため、溶かす粉末量はよく考えないと無駄使いになってしまいます。
参考サイト:https://shop.godhandtool.com/shopdetail/000000004601/
まとめ
筆のメンテナンスツールは汚れを落とす洗浄液と、穂先のコンディションを整えるコンディショナーに分けられます。
汚れを落とすのも塗料を溶解するタイプと剥離するタイプがあります。
このように、メンテナンスツールひとつでも、特徴が異なることがわかって頂けたかと思います。
落としたい汚れに合わせて洗浄液やコンディショナーを使い分けてみてください。
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