私はガンプラのトップコートってやり始めた当時、結構失敗することが多かったです。
表面がざらついたり、白っぽくなったりして結構困っていました。
エアブラシを扱うようになってから、慣れだしてキレイに吹き付けることができるようになりました。
そこで、今回はこれまで失敗続きだった私が、どのようなポイントでトップコートをうまくできるようになったのか解説していきます。
もし、トップコートが失敗続きで悩んでいる方がいらっしゃれば、参考にしてみてください。
ちなみに、私はこれまでたくさんのガンプラを製作してきましたので、ある程度の根拠になるかと思います。
ガンプラのトップコートの吹き方
塗装環境の湿度を確認する
湿度計を設置して確認しろというわけではなく、なんとなくジメジメしてて湿ってるなと感じる場合は、トップコートを吹き付けない方が良いです。
もし、湿っている環境で吹き付けをしてしまうと、吹き付ける塗料が空気中の水分を含み、パーツに付着してしまうことで、塗料が水分を閉じ込めてしまうことになります。
これによって、見た目が全体的に白っぽく見えてしまいます。
この状態を「カブる」なんて表現することもあります。
この失敗を取り戻すのは最後の工程ということもあり、非常に難しいので、湿度を気にするのは頭の片隅に置いても良いでしょう。
吹き付け口とパーツ間の距離が適切か
吹き付け距離が近いと、エッジに塗料がよってしまい、ツヤ消しの粒子が偏ってしまうことから、局所的にパーツを白くしてしまいます。
また、吹き付け距離が遠いと、ツヤ消しの粒子が不均一になり、ざらつきの原因になります。
なので、キレイに塗るには、全体が偏りなく濡れている感じになっているのが理想でしょう。
吹き付け距離は自分でコントロールできるので、慣れるまで練習が必要かもしれませんが、キレイに吹き付けるためには重要な要素です。
吹き出しの最初と最後は捨てる
塗料の吹き出しの最初と最後は粒子が不均一になっていることが多いです。
これが原因で表面がざらつく原因になってしまいます。
したがって、吹き付ける塗料は、その途中の粒子が均一になっている状態から始めると良いでしょう。
それでも思うようにいかない場合は・・・
それでも、うまく塗装できない場合、塗料に問題があるかもしれません。
まずは、しっかり塗料が混ざっているか一度確認しましょう。
缶スプレーでトップコートする場合、缶を振ってしっかり混ぜて、温かくして圧力を保てるようにする必要があります。
しっかり振って圧力も問題ない状態で吹いても納得いかない場合、その塗料のパフォーマンスの限界にきている可能性もあります。
言い換えると、その塗料では納得できる表面を得ることができない場合があります。
その場合は、おすすめのトップコートの塗料を別記事で紹介していますので、一度こちらを参考にしてみると良いかもしれません。
まとめ
トップコートに限りませんが、とにかく手を動かしてみることは大切です。
原因を追求していく姿勢は良い作品を作り続ける秘訣とも言えます。
缶スプレーだとなかなか圧力の維持が難しいかもしれませんが、チャレンジしてみて納得いく表現を目指してみてください。
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