らくちんウェザリング
答えはリアルタッチマーカーにあり
ウェザリングというと、汚れ表現のためにいくつも道具や塗料が必要なイメージがあると思います。
「ウェザリングしたいけど、エナメル塗料って扱いが難しそう」
「ウェザリングって、そもそもやり方がたくさんあって、どうしたら良いかわからない」
みたいな感じですね。
私もいまだにエナメル塗料を使ったウェザリングは苦手意識があります。
でもリアルタッチマーカーなら、失敗を恐れずに簡単にできます。
そこで、私なりのリアルタッチマーカーの使い方を紹介します。
リアルタッチマーカーはめちゃくちゃ便利
紹介するリアルタッチマーカーはこちらです。
リアルタッチマーカーは、カラーがたくさんあるのが特長です。
何が良いかというと、あらゆる成型色や塗装色の上から、自然に色をのせることができるのです。
つまり、塗装するしないに関わらず使いやすいようになっています。
こんなに便利なマーカーを使わない手はありません。
この記事を読むことで、誰でも簡単にこれらのリアルタッチマーカーを使いこなす方法を知り、実践できるようになります。
リアルタッチマーカーを使ったウェザリング3つの手順
私は普段からYouTubeで動画投稿をしているのですが、ウェザリングはリアルタッチマーカーを使っていることがほとんどです。
こちらの動画は、実際にリアルタッチマーカーを使って作品を制作している様子です。
ベースが筆塗りなので、今回紹介する方法とは少し異なりますが、ウェザリングはリアルタッチマーカーなので安心してください。
動画のとおり、コツさえしっかり掴んていれば、誰でもリアルタッチマーカーで簡単にウェザリングできるので、是非実践してみてほしいです。
1.下地を整える
動画では筆塗りして下地を整えていましたが、塗装していなくても下地を整えることができます。
簡単に下地を整える方法としては、ツヤ消しコーティングをするか、パーツ全体にヤスリがけすることが挙げられます。
下地を整えることで、リアルタッチマーカーの塗料をパーツにのりやすくなります。
はじめのうちは、下地を整える作業が手間に感じると思うので、スキップしてもらっても問題ありません。
作品制作にこだわり始めたタイミングで、下地処理をやってみるというのも1つの方法です。
ヤスリがけは比較的手を出しやすい方法ですが、手間がかかるので、ツヤ消しコーティングするほうが簡単にできます。
あなたに合った方法で下地を整えてみてください。
ツヤ消しコーティングやヤスリがけについては、別記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
2.とにかく塗る
下地処理ができれば、次は汚したい箇所を塗ります。
汚すポイントとしては、モールドの周辺やパーツのアウトラインに沿って塗ってみるとよいです。
リアルタッチマーカーを使う利点としては、水性塗料なので失敗してもすぐにふき取れます。
なので、失敗を恐れずに塗ることができるのが魅力的です。
さらにリアルタッチマーカーでは、使う色次第で雨垂れのみならず、サビやオイル汚れなど多種に渡る汚れを表現することができます。
リアルを追求するなら、1色より2色以上使って塗ることをオススメします。
3.適度に拭き取る
塗ったあとは余分な塗料を拭き取ります。
拭き取る方向に気を遣うと、よりリアルな汚れ表現ができます。
例えば、脚に付いた汚れは下へ垂れていくものなので、上から下へ拭き取るようにするほうがよいです。
これを左右に拭き取ってしまうと、不自然な汚れになってしまいます。
汚れが時間経過で、どのようになっていくのかを想像しながら拭き取ってみると、自然な拭き取り跡となるでしょう。
あとは、2と3の工程を繰り返して全体を汚して完成です。
まとめ
このように、3つ手順を実践することでリアルタッチマーカーを簡単に扱えるようになります。
特に下地処理をしっかりしておくと、塗料がのりやすくなるので、是非試してみてください。
失敗しても水性塗料なので、すぐに拭き取ってしまえば問題ありません。
下地処理が面倒でも、ペンを握って塗ることはできるはずなので、チャレンジしてみてください。
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