こんにちは、ひげおです。
せっかく意気込んでヤスリを購入してガンプラを作っていても、実際こんな悩みありませんか?
「ヤスリの番手ってめっちゃあるけど、どの番手で終わらせたらいいん?」
「ヤスリがけの番手の終わりに正解ってあるのかな?」
「ヤスリがけの跡がすごく気になるけど、目立たなくする方法ないかな?」
私も始めた当初非常に悩んでいましたが、現在は失敗を繰り返して自分なりの答えを見出しました。
そこで、今回は過去に製作したHGBD:R モビルドール メイを参考にヤスリがけをどこまですれば良いのか、説明します。
作ったモビルドール メイはこちら。
如何でしょうか?
塗装しなくても、ここまでできれば満足できるのではないかと思います。
では、一体どのように製作しているのでしょうか?
そもそも、ヤスリがけの終わりに答えはない
残念ながら、これが結論です。
なぜなら、あなたが仕上げたい作品の作風によって大きく変わってしまうためです。
まずは作風、言い換えると「目標」をしっかり明確化しましょう。
では、どう言った目安が存在するのかと言うと・・・
ツヤ消し(マット仕上げ)・・・400〜1000番
ツヤあり(グロス仕上げ)・・・1000〜1500番
あくまで目安です。
クレオスのサーフェイサーだと番手が記載されているので、ヤスリがけにおいてもこの程度になるかと思います。
ツヤ消し(マット)仕上げの場合のヤスリがけ
モビルドール メイはこちらの仕上げに該当します。
使用したツヤ消しの塗料はこちらになります。
ツヤ消しについては、別記事でおすすめする理由を紹介しておりますので、参考にしてください。
また、おすすめのヤスリについては別記事で紹介しておりますので、こちらを参考にしてみてください。
ヤスリがけの実験として、ランナータグにヤスリがけし、トップコートを施してみました。
結論はこちらの画像の通りです。
ツヤ消しコーティング前(上)と後(下)を比較
画像で比較するとわかりづらい部分もあるのですが、「400番+ツヤ消し」は「ヤスリなし+つや消し」の表面に匹敵するほど、キレイに仕上がっていました。
また、「800番+ツヤ消し」と「400番+ツヤ消し」は見た目に違いがないことがわかります。
つまり、無理にヤスリの番手を上げて仕上げなくても、ツヤ消しでコーティングしてやれば、ヤスリ跡が目立たずにキレイなツヤ消しの表面が出来上がることがわかっていただけたかと思います。
ツヤあり(グロス)仕上げの場合のヤスリがけ
ツヤありの場合は、テカテカな表面を作るためには無限に番手をあげる必要があります(つまり沼)。
もはや、ヤスリではなくコンパウンドを使うことになります。
こちらの場合については、今後検証していこうと思います。
まとめ
如何だったでしょうか?
仕上げたい作風によっては、400番ではダメなケースも存在すると思いますが、そこの加減はあなた自身で考えてみるのも楽しいひと時だと思います。
もし分からない場合は、動画でも説明していますので参考にしてみて下さい。
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