簡単フィニッシュに限らず、プラモデル製作の最初の工程と言えば、ゲート処理です。
ゲート処理をするのは、なんとなくわかるけど、気をつけておきたいことをまとめておきます。
ゲート処理が正しくできれば、成型色活かしで仕上げる際にも見映えがよくなるので、是非一度チェックしてみてください。
塗装派はあまり気にしなくてよい
仮にゲート処理で失敗しても、パテで埋めたり塗装することである程度隠せてしまいます。
したがって、失敗してもリカバリする手段がいくらでもありますので、失敗を気にする必要はないでしょう。
ただし、リカバリは後戻り作業なので、ある程度時間をかけられる人だけしかできないことに注意しておくべきでしょう。
ゲート処理前
刃こぼれやガタつきを確認する
デザインナイフの刃こぼれやニッパーのガタつきは、刃へ余計な負担をかける原因となり、工具を破損させる恐れがあります。
デザインナイフはしっかりと刃を交換し、ニッパーのガタつき対策に普段からメンテナンスしておくと、工具を長く使い続けられるようになります。
Godhandからはニッパー専用のオイルも販売されているので、メンテナンスに興味があれば、是非チェックしてみてください。
ゲート処理中
無理に力を入れない
パーツを無理やり切り落とそうとしたり、ちぎろうとすると、根元がえぐれてしまいます。
ゲート処理に余計な力をいれる必要はないので、もしそうなってしまった場合は一度刃を離して、切りやすい方向に刃をいれるように工夫する必要があるでしょう。
また、ゲート処理時に無理に力を入れないことでゲートの白化を防ぐことができ、成型色を活かした仕上げの際に多いに役に立ちます。
ゲート処理の際には、無理な力を入れないようにすることが大切であることがよくわかっていただけると思います。
ゲート処理後
パーツがしっかりハマるか確認する
スナップフィットの方式の場合、ゲート処理が正しくされていないとパーツ間に隙間ができてしまい、正しく組み立てることができません。
また、ゲートがアンダーゲート方式の場合においても同様ですので、慣れないうちはゆっくりと確認するようにしてください。
まとめ
ゲート処理はなんとなくやりがちですが、失敗してしまうと後戻りの作業になってしまい、時間を効率的に使えません。
時間に余裕がない場合は、工具のメンテナンスをあらかじめ実施しておく時間を設けたり、スムーズに処理できるように刃を大切にしておくよ良いでしょう。
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