こんにちは、ひげおです。
ガンプラの経年変化を表現する手法として有名なウェザリング。
しかし、表現するための手法がたくさんあり、何からやっていいか悩む方も多いと思います。
「簡単フィニッシュからさらに上達してみたいけど、何か良い表現方法はないかな?」
「そもそも、ウェザリングって手法たくさんあって覚えきれない・・・」
という方にも簡単にできる方法があります。
実際に私もこの方法でウェザリングを過去に実践したことがあります!
全てできなくても、少しずつ覚えたい方のために、手軽にできるウォッシングとチッピングを3つの手順に沿って紹介します!
1.トップコートする
2.スポンジでチッピングする
3.リアルタッチマーカーでウォッシング
1.トップコートする
トップコートについては、以前に別記事で紹介しておりますので、トップコートの詳細はこちらを参考にしてみて下さい。
ウェザリングにトップコートが必須ということではないのですが、トップコートした作品が引き締まって見えるので、その上から上手にウェザリングしてやるとよりリアル感が出せるとます。
トップコートに慣れていない場合はこの工程をスキップしても問題ないです。
以前に製作したEGガンダムはトップコートせずに次の工程に進んでいるので、安心してください。
とにかく、キレイな下地を作ることはキレイに汚すことにもつながるので、意識してみると良いです。
2.チッピングする
チッピングとはダメージ表現のひとつで、塗装剥がれを表現するのに最適な手法です。
この塗装剥がれを面相筆を使って表現するモデラーもいますが、簡単に行うにはスポンジを用いると良いでしょう。
スポンジで塗る塗料は水性塗料を使うので、失敗しても簡単にやり直せるので、安心してチッピングできます。
使用するのは以下の通り。
スポンジは100均のものでも問題ありませんよー!
こんなツールもあるんだなー程度に思ってもらえると良いです。
あとはスポンジに塗料をしみ込ませ、余分な塗料を拭き取り、表現したい箇所に軽く押し当てていきます。
こうすることで、簡単に塗装剥がれを表現できます。
今回は1種類の塗料で行っていますが、材料の違いを表現するのであれば、複数の塗料を使い分けると効果的です。
3.ウォッシングする
ウォッシングとは、サビ垂れや雨垂れを表現する手法のひとつです。
一般的には、エナメル塗料でウォッシングすることが一般的ですが、これをリアルタッチマーカーで行います。
リアルタッチマーカーは単品でも販売されております。
エナメル塗料でウォッシングしてしまうと、エナメル塗料の溶剤がプラへ侵食し、割れてしまう恐れがあります。
リアルタッチマーカーは水性マーカーなので、プラを割ってしまう恐れは一切ありません。
とにかく塗りたくって、拭き取ってぼかすを繰り返すといい感じに表現ができます!
また、チッピングした箇所にリアルタッチマーカーを塗ると、塗装剥がれから錆びたような表現も可能です。
マーカーのカラーも豊富なので、機体に合わせて色を変えてみるのも良いですね!!
まとめ
ウェザリングに慣れない方は、上記のようなスポンジチッピングとリアルタッチマーカーによるウォッシングで簡単にウェザリングすることができます。
チッピングもウォッシングも水性塗料で完結するので、乾燥するまでは何回もやり直しできますので、お手軽にできると思います。
YouTubeでもやり方を紹介しておりますので、是非ご覧ください!
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