ガンプラに使う接着剤はシアノン DWで決まり!メリット・デメリット、使い方の解説

マテリアル

みなさんはガンプラのパーツを削りすぎてしまい、パテを使って整形し直した経験があるでしょうか。

しかし、わざわざパテを出すのって結構めんどくさいですよね。

おじさんA
おじさんA

パテ盛りたいけど、エポキシパテ盛るのはもったいないな・・・

お兄さんB
お兄さんB

小さいパーツにでも、簡単に盛れて削りやすいマテリアルないかな〜

お兄さんC
お兄さんC

パテの乾燥時間がもったいないけど、何か使いやすいパテないかな〜

こういった時には、瞬間接着パテがおすすめです。

この記事では、瞬間接着パテの材料によく使われるシアノン DWについて解説します。

さらに使い方も併せて解説していますので、最後までご覧ください。

実際にシアノンを使ってみた

以前にMGデュナメスを制作する際に、シアノンパテを使って制作した経緯があります。

詳細は動画をご覧ください。

一言で言うと非常に使いやすく、頼もしいマテリアルです。

シアノンとは?

シアノンとは、高圧ガス工業株式会社が生産している接着剤です。

公式サイトをご覧になるとわかる通り、用途別に種類が細かく分けられています。

種類の詳細は公式サイトをご確認ください。

その中でも、ガンプラでよく用いられているのは、シアノン DWと呼ばれる製品です。

こちらの特徴は白色の接着剤で、一般的には人工大理石用として販売されています。

シアノン DWのメリット

シアノン DWをガンプラに使うメリット

  • 低粘度・・・細かい傷や気泡を埋めやすい
  • 硬化後の強度がある・・・一般的な接着剤としても使用しやすい
  • プラへの食いつきが良い・・・パテとして使う際にも便利

シアノン DWのデメリット

シアノン DWをガンプラに使うデメリット

  • 劣化によって、気泡ができやすい・・・パテとして使用する際に注意が必要
  • 硬化までに時間が必要・・・環境によっても異なるが、だいたい10〜15分

シアノン DWの使い方

ここからは、シアノンDWの具体的な使い方について、解説します。

一般的な接着剤として使用する

この使用方法は言うまでもありませんが、パーツとパーツを貼り付けたり、合わせ目を処理したりする際にも問題なく使用できます。

硬化促進剤とセットで使用する

デメリットにも挙げた通り、硬化時間が10〜15分要するので、硬化時間がもったいないと感じるでしょう。

硬化時間の短縮には、市販されている硬化促進剤が必須になります。

私が普段使っている硬化促進剤はこちらになります。


硬化促進剤を吹きすぎるとプラを侵食し、割ってしまう恐れがあるので、あまり吹きすぎないようにしましょう。

もし、プラの割れが気になる方は、侵食しにくいタイプの硬化促進剤もあるみたいなので、こちらを試してみるといいかもしれません。

ベビーパウダーと混ぜて使用する

こちらは動画で説明している使い方になります。

だいたい接着剤1:ベビーパウダー1の割合で使うことが多いです。


ベビーパウダーの量を多くすると、粘り気が出てパテっぽさが増し、切削性が向上します。

しかし、気泡が出やすくなるので、注意しなければなりません。

シアノンとベビーパウダーを混ぜる際は、空気を含めず、気泡を潰すようにして混ぜることをおすすめします。

ベビーパウダーを混ぜた場合でも、硬化促進剤を利用できるので、短時間でヒケなく盛ることが可能です。

原理としては、クレオスから発売されているMr.SSP 瞬間接着パテと同様なので、まず瞬間接着パテを試してみたい方はこちらを購入するのも良いでしょう。

まとめ

シアノン DWは一般的な接着剤としてはもちろんのこと、硬化促進剤やベビーパウダーを併用することで、柔軟な使い方ができるマテリアルです。

シアノンをパテとして使用するのであれば、クレオス Mr.SSP瞬間接着パテが最近リニューアルされましたので、シアノンの入手性が低い場合におすすめします。

いずれにしても、瞬間接着パテの実力に驚かされることになるので、まだ試していない方は一度体験してほしいです。

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