海外で発売されているガンプラの改造パーツを購入してはいけない3つの理由と1つの特徴

ショッピング

みなさん、ガンプラをかっこよく改造するために、Amazonなどからパーツを購入することもあるでしょう。
上手に活用できれば、最高にカッコよく仕上がることは間違いありません。

しかしショッピングサイトの中には、購入しない方がいい改造パーツが存在することも事実です。
もし間違って購入してしまうと、犯罪に加担することにつながりかねません。

おじさんA
おじさんA

一体どんなパーツは購入してはいけないのか気になる・・・

本記事では、海外から販売されているパーツを購入してはいけない理由について、説明します。
また、購入してはいけない改造パーツの特徴についても説明していきますので、気になる方は最後までお読みください。

結論:海外のガンプラパーツは買わない方がいい

結論から言うと、海外製の〇〇専用デカールやエッチングパーツなどは版権を侵害している場合がほとんであるため、購入してはいけません。

理由は、海外の改造パーツのほとんどは「版権」を取得することなく販売されているためです。

なぜ購入してはいけないかについて、詳しく解説していきます。

そもそも版権とは?

版権とは以下の通りです。

[語誌]英語 copyright の訳語。版権保護について、福沢諭吉は、「西洋事情‐外」(一八六六‐七〇)において「書を著述し図を製する者も、之を其人の蔵版と為して、独り利を得るの免許を受け、以て私有の産と為せり。之を蔵版の免許 コピライト と名つく」と述べ、明治維新後の出版条例(一八六九)の制定につながる。しかしはじめのうちは、「重版厳禁の権利」「専売ノ権」などが用いられており、「版権」は見られない。明治一〇年代に入って、図書の奥付に「版権免許」の文言が入るようになり、「版権」が一般化した。

https://kotobank.jp/word/%E7%89%88%E6%A8%A9-606314#:~:text=%E7%89%88%E6%A8%A9%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A7%A3%E8%AA%AC-,%E3%81%AF%E3%82%93%E2%80%90%E3%81%91%E3%82%93%E3%80%90%E7%89%88%E6%A8%A9%E3%80%91,%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E5%B0%82%E6%9C%89%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A8%A9%E5%88%A9%E3%80%82

すなわち、版権とは著作物の販売を専有する権利を意味します。

例えば、MG ガンダム Ver.3.0用のデカールを販売してよいのは、版権元または版権元の許可を得た団体や個人ということになります。

海外の製品が全て悪いわけではありませんが、実際にAmazonなどの大手ショッピングサイトには例に挙げたような製品が、版権を取得することなく販売されているのが事実です。

海外のガンプラの改造パーツを購入してはいけない3つの理由

それでは、海外のガンプラパーツを購入してはいけない理由について、詳しく解説していきます。

海賊版生産の元手を増やしてしまう

版権元の許可を得ずに著作物を販売する行為は版権を取得していない、いわゆる海賊版を販売する行為になります。
こうした海賊版を販売することで利益を得ようとしています。

海賊版は中国を中心とし、さまざまな団体や個人が存在しているのです。
海賊版が売れてしまうと、更なる利益追求のために投資してしまうでしょう。

したがって、海賊版を買うということは、海賊版を増やす行為に加担していることになります。

版権元の機会損失を生じさせる

版権元がある商品Aを販売しようとしているところに、類似した海賊版である商品Bが販売されているとしましょう。
そうすると、版権元が元々得るはずの利益を、海賊版を販売している団体が得てしまうことになります。

仮に商品Bが多く売れてしまうと、版権元は商品Aを販売する意味がなくなるでしょう。

その結果、商品Aを販売する機会を損失することになってしまいます。

粗悪品が多い

近年の海賊版は非常に精度が高くなっているのも事実ですが、それでもまだまだ粗悪品が多くみられます。
精度が高くなった要因のひとつは、3Dプリンタの普及が考えられます。

仮に不良品が発生したとしても、交換や返品対応してくれないケースがほとんどで、トラブルをきっかけに海賊版であることが発覚するケースも。
正直使い物にならないものがほとんどなので、気をつけてください。

かっこよく改造できればそれでよい、という問題ではない

見た目がよければ本当にそれでよい???

中には、海賊版でもかっこよくできれば問題ないと考える方は多いでしょう。

しかし、海賊版の商品を利用するのを禁止しているコンテストやコンペが圧倒的多数です。
そのため、買っても使用する機会は全くと言っていいほどありません。

バレなければいいと思っていても、わかる人にはすぐわかります。
造形物というのは、そういうものなのです。

海賊版を使った事実がわかってしまうと、使用した本人の信用問題にもつながります。
趣味を長く共有したいのであれば、海賊版を使用しないようにしましょう。

海外のガンプラパーツを買うメリットは一切ない

海賊版を生産することはそもそも、犯罪行為です。

海賊版の製品を購入するということは、犯罪に加担するといってよいでしょう。
そのため、海外で販売されているガンプラパーツは購入しないことが得策になります。

どうしても海外製が気になる場合は「〇〇専用」の商品は避ける

どうしても、海外製の商品が気になる場合におさえておきたいポイントがあります。

それは「〇〇専用」と書かれた商品は確実に版権に触れているということです。
ここだけは必ず知っておいてください。

版権を取得しているのであれば、その旨は必ず公式に公開されていたり、情報発信しているはずです。
直感的に怪しいと思ったら、メーカーのサイトが存在するかなどチェックを怠らないようにすることで、海賊版の購入を避けることができるでしょう。

改造パーツの中でもハンドパーツはそもそも汎用品なので、版権を必要とせず、国内で販売されているハンドパーツは改造におすすめです。
ハンドパーツについてはこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。

まとめ

海外製のパーツを購入・使用することについて、まとめます。

  • 海外で販売されている改造パーツのほとんどは、版権を取得していない海賊版
  • 海賊版を購入すると、海賊版がより増え、版権元の機会損失が生じる
  • 海賊版には粗悪品が多く、不良品が発生しても対応してくれないケースがほとんど
  • 海賊版を使用すると、使用した本人の信用問題に発展し、肩身がせまくなる
  • 海外製のパーツを購入する際は「〇〇専用」は必ず避ける

みなさんは、模型という趣味を長く続けたいはずです。

そのためにも、海賊版に手をつけないように気をつけてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました